みつばちTimes | |
みみより | |
みみよりアーカイブ | |
このサイトについて | |
Blog (みつばちプロジェクト) |
FRESCO(フレスコ) 〜横浜市内、苅部さんの畑の直売所〜 | ||
---|---|---|
2004年〜2012年の記事です。内容が古くなっている場合がありますのでご注意下さい。 |
||
横浜市保土ヶ谷区にて、約2.5haの畑を耕作する、13代目の農家、苅部(かるべ)さん。 相鉄線の西谷駅北口から歩いてほんの2~3分。国道16号線を歩道橋で渡り、ファミリーレストランのガストの横を少し奥に入ると、苅部さんが営む直売所、FRESCO(フレスコ)はあります。 収穫した野菜の8割は、直売所で販売すると苅部さんは言います。 |
||
●鮮度、味、美しさ FRESCOのテーマは、旬と露地野菜です。 苅部さんは、これからの農業は、ビニールハウスなどを利用した施設栽培が伸びていくだろうと予測しています。しかし、あえて、露地野菜にこだわって、農業を続けていくつもりです。答えはシンプルです。露地野菜が美味しいからです。 野菜の品種にも強い興味をもたれていて、伝統的な地野菜である、“西谷ネギ”を大切に育てたり、在来種という、昔ながらの種の栽培を試みたりということもされています。 さらに、新鮮で美味しいのはあたりまえとし、野菜の姿にまで気を配ります。 鮮度と味、そして野菜の美しさにまでこだわる姿勢は、ゆらぐことなく、苅部さんの、あるいはFRESCOの姿勢として一貫しています。 ある時、横浜でバーを経営している、苅部さんの友人の方から、苅部さんの野菜を使いたいという申し出があったそうです。初めは不安を抱えつつ野菜を提供していたといいますが、今では、“苅部家の野菜”として、すっかり人気メニューになっています。“苅部家の野菜”を注文すると、“野菜そのものの味を味わってもらいたいから”と、ドレッシングもソースもかけられることなく、塩だけが添えられているそうです。 |
||
都市部での農業ならではの苦労もあります。 なお、都市部の農業は、全国平均に比べると、かなり農薬の使用量は少ないとのことでした。 畑からは、富士山が見えます。そして振り返って反対側を見渡すと、横浜のランドマークタワーがすぐそこに見えます。 夏野菜の畑は、直売所から目と鼻の先にあるので、いっぺんに収穫せず、売れるにしたがって、畑から穫ってきて補充するのだそうです。まさに鮮度抜群。 野菜をつくる人、売る人、買う人、料理する人、食べる人が、これだけ近い距離でつながることができるのは、都市農業の大きな魅力なのかもしれません。 最初の訪問は、2005年の12月でしたが、旬の野菜を求めに、四季折々、たずねてみようと思います。
〒240-0052 神奈川県横浜市保土ヶ谷区西谷962 |
||
|
||
▲このページのTOPへ |
Copyright©Yuji Kawasumi ALL Rights Reserved email : eshop@geolife.jp