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カタチカフェ 〜石神井公園近くのcafe+artスペース〜 | ||
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2004年〜2012年の記事です。内容が古くなっている場合がありますのでご注意下さい。 新しい記事はこちら → みみより |
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●あとは“休日”があればいうことなし 東京、練馬区の石神井公園にほど近い場所に位置する「カタチカフェ」。 石神井池と三宝寺池の真ん中、ちょうど公園を二分するバス通り(井草通り)を、公園から西武新宿線方面へ坂を上っていくと、右手に「カタチカフェ」があります。 美大を卒業し、気づいたら、いつのまにかカフェをやっていたという渡辺さん。 |
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●視線の重ならない店内 店内に入り、数段の小さな階段を上がると、右手に、4人座れるカウンター、左手に、4人席のテーブルがひとつ。そんな小さなカフェですが、店内は視線が重ならないように工夫されています。 カウンターの目の前はオープンキッチンですが、階段を上がった分だけカウンターのほうが高いので、キッチンで一生懸命調理しているシャイな渡辺さんと目が合うことはありません。かといって距離は近いので、話しかけるとすぐ応対してくれます。この距離感がなんとも心地よいのです。 テーブル席は、カウンター席と向きが90度違い、キッチンからも離れ、入口を見下ろす高さに位置しており、もう、どっぷり自分の時間に沈めます。シートに腰掛けたら最後、根が生えます。 店内の壁にはart系の本が並べられ、そのときの気分にまかせて本を手に取り、ページをめくれば、ぜいたくな、そして豊かな時間があふれ出します。 夜遅くまで営業しているので、お勤めの方も、少し遅めに帰宅した日でも寄れるのがうれしいところではないでしょうか。 |
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渡辺さんは趣味で料理をつくっていたものの、カフェを始めることになるとは自分でも考えていなかったのだそうです。 “カフェメニュー”というものに興味を持ち、ふと料理学校へ通い始めたところ、思いのほか本格的なカリキュラムで、そのことがカフェをオープンするきっかけになったとのことです。 加えて、artの経験と感覚が、ここそこに生かされています。 |
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●手づくりメニューのいろいろ MENUを見ると、“これ全部ひとりでつくっているんですか?”と聞いてしまったほど、いろいろあります。 人気なのが、おかずタルト。「スナック感覚で召し上がって頂けます」とのことですが、小腹にぴったり。具は気まぐれだというこのタルト、近くにある「いわさきちひろ美術館」のカフェでも頂けるのです。逆にいえば、「いわさきちひろ美術館」のカフェのタルトは、「カタチカフェ」製なのです。 アランチーニというイタリアのコロッケもおすすめ。中身はジャガイモではなく、お米、キビ、アワ、ヒエ、押し麦、はと麦といった“雑穀コロッケ”ともいえる一品。真ん中にチーズが入っています。もちろん注文してから揚げてくれるのです。 バゲットの上にエビのムースをたっぷり塗ってオーブンで焼き上げるエビパン。ホットサンド2種や、タマネギをじっくり炒めてつくるというオリジナルカレー、ロコモコ風ハンバーグなどなど。 フレーバービールや、イタリアンビール、ベルギービール、ワイン、リキュールカクテル、ジンなどのアルコールもそろっています。 |
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もちろん、お茶するメニューも充実。 スイーツはその名前も魅力的。「リスのパウンドケーキ」(きび糖)、「密輸の宝石」(きび糖)、「日和下駄」(黒糖)など、パウンドケーキのさまざまな種類が並びます。気まぐれでチーズケーキなどが登場することも。 カウンターの上のビンに詰められたクッキーは「魔法のチョーク」、「ポレンタのしっぽ」、「森の客人」。それぞれ手づくりの美味しさが伝わってきます。 公園の近くにあって、昼過ぎから夜遅くまでのどの時間帯でもお茶ができ、小腹も満たせて、お酒も楽しめる。お客さんにとって、本当に利用しやすいカフェだと思います。
〒177-0044 東京都練馬区上石神井3-6-29
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