みつばちTimes | |
みみより | |
みみよりアーカイブ | |
このサイトについて | |
Blog (みつばちプロジェクト) |
葛もちをつくる 〜「吉野本葛」を使って〜 (完成まで15分) | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2004年〜2012年の記事です。内容が古くなっている場合がありますのでご注意下さい。 現在、こちらの商品は取扱いありません。 |
||||||||||||||||
●商品について 「吉野本葛」は奈良県吉野産の本葛粉です。 |
||||||||||||||||
●作り方 ○分量(3人分) ○用意するもの ○手順
|
||||||||||||||||
●作り方のポイント ○葛粉と水の分量は1:3が目安 ○最初に、ごく少量の水で葛粉を溶く ○流しカンを使えばきれいな形に |
||||||||||||||||
●手づくりのお値段 ○1人分:140円 |
||||||||||||||||
●葛もちの利用法 ○夏バテに最適のスイーツ ○手づくりのバリエーション |
||||||||||||||||
●葛もちの博物誌 ○「葛もち」と「くずもち」と… 小麦粉に水を加え、こねて固まりにし、それを水で洗うと、小麦粉に含まれるたんぱく質の固まりが残ります。お麩は、その、小麦たんぱく(グルテン)からつくります。 小麦でんぷんからつくられる「くずもち」の老舗、東京の王子にある石鍋商店さんの「久寿餅」(美味!)を買ったとき、“江戸前の「くずもち」はこういうもんだ”と聞きました。 この小麦でんぷんの「くずもち」、見た目は素っ気ないですが、製造するのに、とても手間がかかっています。小麦でんぷんは、発酵させ、1~2年ねかせてから使用し、「くずもち」にするのだそうです。当然、一定の味にするのは難しい。そこには、あまり知られていないものの、高度な技が存在するに違いありません。 ところで、東京の日本橋にある老舗の和菓子屋「長門」さんの「く寿もち」(美味!)は、本わらび粉を使用しています。これは、特殊な例でしょうか?関西にはわらびもちが多いようなので、その影響でしょうか? 事態をさらにややこしくしているのが、葛粉といっても、サツマイモのでんぷん(甘藷澱粉)を使っていたり、わらび粉といってもジャガイモのでんぷんを使っていたりするという事実です。片栗粉という名前でも、カタクリの根のでんぷんではなく、ジャガイモのでんぷんですし。 一口に「くずもち」といってもさまざまです。 ○葛 葛は他の澱粉に比べ、非常になめらかに、おいしく煮えます。煮える温度が低いので調理しやすい上、煮えた状態を長く保つことができ、おいしさも長続きします。 植物という目で葛をみてみると、マメ科の多年草で、つる草です。大変強い生命力をもつ植物です。畑のやっかいもの、ともいえましょう。都会でもあちこちで見られます。 参考にした本:「新・食品事典10 菓子」(河野友美編、真珠書院、1991年) |
||||||||||||||||
現在、こちらの商品は取扱いありません。
|
||||||||||||||||
▲このページのTOPへ |
Copyright©Yuji Kawasumi ALL Rights Reserved email : eshop@geolife.jp