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すいか糖 〜秋田県横手市雄物川町 おものがわ夢工房〜 | ||
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2004年〜2012年の記事です。内容が古くなっている場合がありますのでご注意下さい。 |
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●なぜか、なつかしい?西瓜糖 口にするのが初めてでも、なぜかなつかしさを感じる西瓜糖。 また、今では、健康食品として出回っている商品も多いようです。実際、漢方では、スイカの利尿作用などの薬効を古くから利用しています。 スイカの産地では、郷土食のように、西瓜糖を作って利用していたようです。 ところで、東京オリンピックの男子マラソンで優勝したのは、エチオピア出身のアベベですが、レースのときのスペシャルドリンクの中身は、なんと、スイカをベースにしたものだったとか。 |
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●「すいか糖」の利用法 さて、この「すいか糖」、ジオライフ的にはどうやって使いましょうか。 まずは、ジャムと考えて、パンにぬったり、ヨーグルトにかけたりして食べる。 ぜいたくな使い方かもしれませんが、ノンシュガーのおやつ作りにも使えます。 牛乳で溶くと、カラメル風味の、とてもおいしい飲み物になります。あっためても、冷たいままでもいけます。 また、さまざまな効能を期待して、毎日1~2回、スプーンにひとさじ分をなめる。あるいは、お湯で溶いて飲む。 いろいろな使い方を楽しんでみて下さい。 |
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●小説「西瓜糖の日々」 1964年、カリフォルニアで、リチャード・ブローディガンによって書かれた、幻想的な小説です。 ぜんぶ西瓜糖でできている小屋、板材プレス機で作る黄金色の西瓜板、西瓜糖でできていて甘い香りを放つドレス、西瓜の種から作られるインク、また、西瓜鱒油という、不思議な油も登場します。 訳者の藤本和子さんは、あとがきに、「西瓜糖の世界の 物語は実際にアメリカで60年代と70年代の前半に、さまざまな人々によって試みられたコミューンの体験を思いおこさせる。…」「西瓜糖の世界をきずいたのは過度な欲望や、名声に対する野心や、暴力や破壊や抑圧のない世界をもとめる人々だった。…」と記しています。 読書として手頃なページ数なので、旅先で読むのもいいかもしれません。もうひとつの暮らしづくりを考えながら。 ところで、アメリカには「西瓜糖(WATERMELON SUGAR)」という食品が実在するのでしょうか? |
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●ギャラリーカフェ「西瓜糖」 東京、阿佐ヶ谷のけやき並木に面したギャラリーカフェ「西瓜糖」。この名前は、小説「西瓜糖の日々」から名付けられたそうです。 若手の作家の発表の場を、25年もの間、この地で提供し続けてきました。 もちろん、お茶するだけの利用もOK。 なお、ここで「すいか糖」を味わうことはできません。念のため。 |
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