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WILL cafe 〜ゆるりと焼き菓子カフェ〜 | ||
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2004年〜2012年の記事です。内容が古くなっている場合がありますのでご注意下さい。 新しい記事はこちら → みみより |
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●国立市谷保にカフェ&菓子工房 JR南武線の谷保駅(やほ)南口から、谷保天満宮へ向かうメインストリート沿いにあるのが「WILL cafe」(ウィルカフェ)。駅から歩いて2分くらい、通りの右手にあります。 もともとは、もう少し国立駅寄りの場所で、3年ほど営業されていました。 店舗は、カフェとともに菓子工房としての役割も大切であるため、店内の厨房(工房)スペースと客席スペースとは、きちんと分けるように意識して設計されたそうです。 建物は、建築家である旦那さんの設計。エコ素材の漆喰を自分たちで塗ったり、余った木材で看板を作ったりと、楽しみながらお店づくりをされたようです。 |
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●菓子づくりの素材 焼き菓子が中心の「WILL cafe」。その素材は、できるだけ安全なもの、良質なものを使用。 ただ、特に“オーガニック”などといった枠はもうけていないとのこと。かたよりすぎることがないようにしているそうです。 全粒粉やきな粉、小豆、黒豆など、自然素材や和の素材も、上手にスイーツに取り入れています。「研究するのが好きなんです」と来栖さん。 とかく自然素材は、“~ねばならない”と、素材は自然でも使われ方が不自然な場合も見受けられますが、来栖さんの場合、あくまでお菓子づくりのための素材として、ごく自然に取り入れられています。ですから、できあがるお菓子も、自然で、普通に、きちんと美味しい。 |
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●カフェでも、お取り寄せでも 2007年3月の黒板メニュー、「SWEETS」の例。 食事メニューとしては、このときは、キッシュランチプレートがありました。 ドリンクでは、ハーブティーもおすすめ。洗練されたオリジナルブレンド2種が楽しめます。 店内には、テイクアウト用のスイーツも並びます。 「WILL cafe」では、通販もしています。数日~1週間位でお取り寄せ可能。 のケーキも焼いてくれます。例えば、パウンドケーキ(ラムフルーツ、いよかん、抹茶黒豆、アールグレー、ナッツの5種類)や、シュバルツバルダー・キルッシュ・トルテ(チェリーの入ったドイツのチョコレートケーキ)などなど。 原材料も、国産小麦やオーガニックのナッツ類、アルミ不使用のベーキングパウダーなど、体にやさしい素材を使っています。バターは、すべて発酵バター。「やはり香りがよい」とのこと。 |
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●つながりの広がり 「WILL cafe」では、お菓子の納品も大切な仕事。 ネコのイベントで、ネコのクッキーをつくって欲しいと頼まれたときのこと。知人のイラストレーターにネコの型をつくってもらい、その型を使ってクッキーを焼きました。このような“コラボ”も、新鮮で楽しかったそうです。 自分から積極的に開拓するというよりは、「人から紹介してもらうことが多い」そうですが、新しいお店になってからも、確実に人のつながりが広がっているようです。 |
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お店と自宅が一緒になって、ちょっとした作業の合い間に家事ができたりと、時間的には少しゆとりがもてるようになったそうです。そして、現在(2007年3月)、カフェは、木・金・土曜日の週3日の営業。加えて、ケーキを焼くことに専念する日が1日。納品でまわる日が1日というペース。このペースがなかなかよいとのことで、しばらくはこのペースで続けたいとのことです。 「長く、無理せずに、楽しく続けていきたい」という来栖さん。そのときの自分の状況に合わせて活動していきたいとおっしゃいます。 異なる分野の人とのコラボレーションなど、これからのさまざまな出会いによる新しい展開を、長い目で注目していきたいと思います。 〒186-0011 |
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